鍼灸といえば、肩こりや腰痛を連想する人が多いかもしれません。確かに鍼灸を受ける人の多くの症状は、首・肩・腰・ひざなどの疾患に伴う痛みです。しかし、実は、運動器系の痛みだけでなく、消化器系疾患・呼吸器系疾患・循環器系疾患から小児疾患など、さまざまな症状に効果があるといわれています。
家事や仕事のストレスに加えて、パソコン使用による眼性疲労や長時間同じ姿勢をしているためによる疲労など、環境疲労やストレスがさまざまな症状を引き起こしています。
何となく身体がだるい・寝つきや寝起きが悪い・ぐっすり寝た感じがしない・食欲がないなど原因がはっきりしない症状でお悩みではありませんか?そういう身体の不具合を整えて元気を取り戻すのも、鍼灸の得意とするところです。
病気を予防する、病気にならない身体を作る、それこそこれからの社会が求める医療です。
鍼灸は新たな医療として、大きな可能性を秘めています。